3/8(土)実施の「初めての人のマインドフルネスプラクティス(基礎編)」の様子


先日3/8(土)に実施した、「初めての人のマインドフルネスプラクティス(基礎編)」について共有させていただきます。
これは、私がずっと10年来、茨木の地でどうしてもやりたいと思っていたイベントです。最初は2020年4月11日にオンラインでの開催でした。少しでも開催できるように練習を続け、オンラインで参加者を無料で募り続けました。また、今年度からは、おにクルのきゃぱすで「幸せな人生のためのマインドフルネス・ワークショップ」と題して、無料での開催を続けました。瞑想会としてカウントすると、今回で12回目になりますが、対面開催ははじめてです
日頃の1時間の瞑想会は、エッセンスをぎゅーっと凝縮しようとしているので、1つ1つの瞑想を丁寧に扱うことが難しい状況です。それはそれで、日常の忙しい中、コンパクトに瞑想するという意味でとても良いのですが…、やはり、1回1回の瞑想に時間を取って、そして参加者でシェアしていくのはとても大切なことだな…と強く思いました。参加者の皆さんも積極的なシェアリングや質問をくれました。「ネガティブな感情に向き合うにはどうしたら?」等と言う本質的な質問もいただきました。
私たちの生きている世界は、ネガティブなものを排除したり、無くしたりすることが、どこか推奨されている文化があると思います。また、実際、私たちも、ネガティブな物事や感情などない方が良いという感覚も当然あります。
しかし、マインドフルネスプラクティスでは、「心と体にリアルに起こっていること」に気づいていきます。多くの場合、ネガティブな感情はしばらく見つめていくと変容します。または、その根っこにあるものに気づき、癒しや次の展開が起こります。
ティクナットハンの視点を借りれば、「泥の中にもきれいな蓮の花が咲くのです」ということですね。ネガティブなもの(泥)だからと言って悪いわけではない。
基礎編では、スライドの通り、①座位の瞑想(呼吸/身体との一体感/音/思考/何もしない)、②ボディスキャン、③動く瞑想(マインドフル・ムーブメント/歩く瞑想)、④日常生活の瞑想(10呼吸の瞑想)を扱いました。


応用編(3/22)では、より日常生活に活きるような、その他の瞑想を実践していきます。今のところ、飲む瞑想・歌う瞑想・掃除瞑想・ガーター瞑想・電話瞑想等の中からいくつか扱う予定です。また、基礎編では十分に触れられなかった、マインドフルネス瞑想の科学的なエビデンスや感情の3分類などにも触れようかと思っています。
まだ、残席ありますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(応用編となっていますが、基礎も扱いますので、どなたでも参加できます)
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